【考察】メガレックウザ側も苦労してるんです。その2
こんにちは、抹茶バニラです。
昨日の記事をもう少し掘り下げていきます。まずは前回までの記事のおさらいから。
画像は私自身の構築例ですが、
基本形は、
☆ポケモン
☆プレート
流星の教え、げんきのかたまり、ドラゴンスフィア +3コストまで
だと思っています。
前回までの記事で申し上げてきましたが、
チルタリス…火力増強(特にブレイクエナジーやガリョウテンセイにかかる部分が大きい)
色違いのレックウザ…US対策かつベンチからMP2で出られる火力源、流星の教えの再利用
が採用理由です。
ポケモンの自由枠には、
オンバット→オンバーン、カプ・コケコ、ルナアーラ、スイクンなどが候補に入ります。
プレートの自由枠には、チルタリスナイトやポケモン回収、ポケモン入れ替えなどほろびのうた事故を回避できるものを(チルタリスナイトはチル6と違ってチルタリスは守り駒なのでちょっと使いにくかったかも)。
広く浅く対応するならスイクン等が使いやすいです。が、そうして対応力を広げるとデッキパワー自体を犠牲にすることになりますので、純度の高いチルレックとミラーしたときは負けます。これに関してはどのデッキを握っても同じことが言えると思います。
ここまで前回までの記事のおさらいです。
で、ここからが今回の本題。レックウザデッキの得手不得手と環境に関する考察です。
☆単体でレックウザが苦手なデッキパーツ
まずはこちらを紹介します。
特性によって、コバルオン自身とコバルオンに隣接する自分のポケモンが相手の金技でやられなくなります。この隣接ポケモンまで金技から守れる特性を活かしてゴールを守られるとたいへん破りづらいです。
クロスカウンターが決まると辛いです。ただ、それでも面積は半分なので、安定しているとは言えないか。エントリーを封鎖するまでに試行回数を稼がれてしまうとゾロアーク側もいつか倒れます。
・ルカリオ
自身のみ金技で倒れない特性を得て、レックウザとある程度対等に戦えるようになりました。チルレック側に状態異常をもたらすコマがそれほどないので、ルカリオをゴールに置かれて粘られるとキツいです。ただし、青ワザミスと白ワザがかみ合うと突破されることには注意しましょう(うまいことはどうだんと白ワザがかみ合うかどうか、確率論の上でははどうだんと白ワザがかみ合うことのほうが多いですが運の要素が強いです)。
相討ち覚悟でメテオドライブでP.C.送りにできます。気絶ではないので、流星の教え再利用を阻止しつつ相手のメガレックウザをP.C.送りにできるので、使われて嫌でしたし、よほど優勢でない限りこちらからバトルを仕掛けるのもためらわれました。チルタリスのほろびのうたが通らないのも高評価でしょうか。ここへ来て株が上がっている印象です。
カプ・レヒレやシェイミ(スカイフォルム)を倒しに行った際、返しの効果でやられてぐぬぬってなったことがありました。
☆デッキ単位での苦手
いわゆる圧迫デッキ。さんざん申し上げてきましたが、基本的に速攻が苦手です。ゾロアークまで入ってかなりレックウザ側不利…
・鋼デッキ
上で挙げてきた苦手ポケモンのほとんどが鋼です。これらを組み合わされるとスマホをロングスローしたくなりますね。チルレック以外にも勝てる鋼デッキの形が開発されて環境に上がってくるようになると厳しいと思います。
では逆に、メガレックウザの得意は何なのでしょうか。
☆デッキ単位での得意
長い間環境トップを走ってきたUBですが、青技ミス特性と、色違いのレックウザが合法的に入ることによりUS誘拐も火力負けの筋もなく、安定して勝てる印象です。
ただ、ソルガレオ入りUBなども存在しているのと、先攻を取られてロケットライドからの速攻に成功されてしまうと安定しない部分があるので、楽勝とはいきません。
・炎デッキ
流星の教えがなんでもなおしの役割を果たします。ただ、これに関しても雑にやってしまうと勝てません。しっかり火傷のケアをしながらウインディをつぶしていく必要があります。
他にも、各コンセプトデッキに対してメタを入れて対応力を広げているようなスタンデッキには暴力的な火力が出るのでほとんど負けません。
こんな感じでしょうか。
今後の環境予想ですが、圧迫、炎、チルレックの三つ巴がトップ、その他がぽろぽろ食い込んでくるのかなぁと予想しています。圧迫という明確な苦手がある以上はチルレック一強、のようにはならないように思います。UBに関してはチルレックという明確な苦手が増えはしたものの、他のデッキに対してはまだまだ戦えるので絶滅はしないだろうと予想しています。私は使うのやめましたが。
最後に。
メガレックウザのそらをとぶって本っっっっっっっっっ当にしょうもない!
それでは。