【デッキ紹介】メガレックウザ+チルタリス+ホウオウ+スイクン
こんにちは、抹茶バニラです。
そういえばドラゴンジムカップのレポート書いてませんでしたね。
一応金トロフィーは取りましたが11連勝はできなかったし特にえらいことが言える成績でもなかったので今回はいいや…(単なるサボり)
今回はデッキ紹介です。紹介するデッキはこちら。
細かいごたくは抜きにして、例のごとく各デッキパーツそれぞれの紹介からしていきます。
1.各パーツとその採用理由
1.1 ポケモン
各ポケモンの説明でピース拡張に関して触れている項目がありますが、あくまで『このデッキにおける正解』だと思ってください。
・(メガ)レックウザ
このデッキの肝。メインアタッカーです。詳しいことは2.立ち回りの項で記述します。
・色違いのレックウザ
前回までの記事でも触れてきましたが、『US対策』『ドラゴンスフィアを使う前でもベンチからMP2で出られる機動力』『色違いのレックウザが倒れたときも流星の教えが復活する点』を評価しての投入となっています。
・ホウオウ
P.C.回転させてメガレックウザの試行回数を増やせる、かつサブアタッカーです。
ホウオウの気絶でP.C.の2体が復活するので、数的有利を築くことができます。普通に雑に入れておくだけでも強いポケモンでしょう。
しかし、このデッキにおいては倒れることだけが仕事ではありません。普通に殴っても強いです。チルタリスのバフを合わせて100-140火力になり、せいなるほのおに1でもチェインしておくとゾロアークの処理が楽になります(このデッキにおける理想チェインは99-131か)。このデッキにおいてはレベル1運用はありえない、せいなるほのお拡張が正解だと思います。相手を殴って倒しても単純にアド、倒されてもP.C.回転、せいなるほのおが当たればやけどを残せる、レインボーウィングで相手陣深くに入り込んでいける、厄介なポケモンになります。
レインボーウィングは強制移動ですが相手を飛び越えた場所という制約がないため、確定で包囲される場所に飛び込まなければいけない状況が少ないのも良いです。
圧迫対策です。こいつとプレート『ロングスロー』のおかげで対圧迫がだいぶ楽になります。ゴール、もしくはゴールの真上のマスに置いて相手の動きを牽制します。こちらも2.立ち回りの項にて詳述します。
チルタリスなしではメガレックウザのガリョウテンセイが130となり不安、レックウザのブレイクエナジー、ガリョウテンセイが完全にハズレになるので1体採用です。ホウオウに+10を付加することも対ゾロアークで地味に輝きます。
ゴール付近に引きこもって守備をすることが多いので、このデッキにおけるピース拡張はかわす(混乱時にりゅうのまいになる部分)が正解かもしれません。
・スイクン
対炎のケアだったり自分のチルタリスのほろびのうたのケアだったり、さまざまな場面で役に立ちます。何よりぜったいれいどが強力です。
1.2 プレート
・ロングスロー
個人的に必須です。ロングスローありきのプレイングも存在します(2.立ち回りの項にて詳述します)。初手に使ったり、中終盤に残っていればエントリーを取られてからも反旗を翻すきっかけになったりします。2コス払うだけの価値があります。そもそもロングスローを採用しているためにMP3を採用せずに済んでいる節もあります。
・ポケモン回収
ロングスローほどではありませんが、あると便利です。スイクンのCIP特性を再利用するほか、ゴールにビブラーバを置いて、ポケモン回収を見せておくだけで相手は自分から見て左からゴールを攻められなくなります(MP2を回収してすかさず包囲するため)。
・げんきのかたまり
メガレックウザの試行回数を増やします。ここをダブルチャンス2枚にする手もあります。
・ドラゴンスフィア
必須クラスです。戦いが長引くとレックウザの機動力のなさが気になってきます。
・流星の教え
メガレックウザで全部破壊!がコンセプトのため絶対に必要です。
2.立ち回り
大山コマスター研究所さんのこちらの棋譜用座標を使わせていただきます。対圧迫と対それ以外で動かし方が変わります。
2.1 対圧迫
先手番ならロングスロー f2ビブラーバで先手十分です。
後手番ならビブラーバをゴールに向かわせて、両エントリーを取られてしまいますがレックウザをロングスローしてどうか。相手のゾロアークとこちらのレックウザの機嫌次第になりそうですが、やれないことはありません。対圧迫の後手番に関しては研究の余地がありそうです。
2.2 対それ以外
先手番ならドラゴンスフィア→ビブラーバか、速攻重視のほうが良い相手に対してはロングスロー b2緑レックウザから入って次のターンでメガシンカして一気にたたみかけます。レックウザは意外と序盤型。ちょうどUBの初手テッカグヤロングスローに似ていますね。先手番b2レックウザを置かれるだけで、先の展開を考えると相手からしてもとても気持ちが悪いはずです。序盤での速攻をより成功させたいならげんきのかたまりをダブルチャンス2枚にするのが良いです。
後手番ならビブラーバで守りを固めてドラゴンスフィアを使って、がっつり組み合って戦う感じになるでしょうか。
2.3 勝ち方
レックウザがそらをとぶ、ホウオウがレインボーウィングを持っているためエントリーを踏み切って1匹ずつつぶして勝ち、という勝ち方よりは上の棋譜でc5をメガレックウザで取ってゴール守備を全部破壊してブロックを間に合わなくして勝つという勝ちパターンが多くなります。
2.4 相手のデッキごとの相性
・対圧迫
後手を引いてしまうと対策していてもつらいものはあります。
・対UB
色違いのレックウザを守りながらメガレックウザでテッカグヤ達を処理していってどうか。有利ではあります。
・対炎
スイクンのピュリファイやメガシンカを慎重に使って状態異常を解除しながらゴールポケモンを破壊していきます。有利ではありますが、雑にやっては勝てません。
・対草
相手の場が整いきる前に速攻をしかけていきたいです。戦いが長引いた場合は、バフがのっても倒せそうなポケモンをしっかり処理して頭数をとにかく減らすことを心がけます。ホウオウを突進させてラランテスにやけどを吹っ掛けるのも有効になります。
・対レヒレ軸
対草に同じく相手の場が整う前にがんがんメガレックウザで突撃していきます。マジカルシャインの事故に気を付けて。
・対ミラー
チルレックとしての純度を下げて対応力を広げているため、どうしてもチルタリスを2枚以上入れられるとキツいですが、メガシンカを有効に使って運が自分に傾くことを祈りましょう。先にメガシンカできた方が有利なので、速攻で勝ちにいきたいです。
こんなところでしょうか。今まで散々そらをとぶのしょうもなさに悩まされてきましたが、序盤から速攻をかける場合そらをとぶも非常に有効に働いてくれます。
3.その他留意点
・前回記事でも触れましたが、通常レックウザvs色違いのレックウザはプライマルレイジの入る通常レックウザ有利になります。
ミラーではプライマルレイジを失念しないように気を付けましょう。特に今回の構築はチルタリスを1匹としているため、通常レックウザにメガレックウザで勝負を挑んでも相手のチルタリスの数によってはしんそく同士で負けることがあります。
・MP3いらんの? という疑問ですが、先手番の初手がドラゴンスフィアかロングスローから入るので特に必要ありませんでした。メガレックウザのすりぬけ&破壊性能があればMP2でも十分速攻が成立します。
・草タイプやヘルガー2投炎など、火力インフレが心配な方はホウオウをチルタリスにすれば良いと思います。チルタリス2匹だとほろびケアが追いつかないという理由もあり私はホウオウを採用しましたが…。とにかくチルタリスはクセが強いです。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。