抹茶バニラのポケコマ研究室

ポケモンコマスターに関する情報を発信していきます。

【デッキ紹介】ダブルメガレックウザ+チルタリス+オノンド

こんばんは、抹茶バニラです。

本日は2018年9月の環境にて大流行しているメガレックウザ+チルタリス(所謂チルレック)について解説を交えながら紹介します。

以前までの記事でチルレックは序盤の立ち上がりが遅いという弱点を抱えていることを書いてきましたが、9月の更新で特性『なわばり』持ちのオノンドが登場し、唯一と言っても良い隙であったその序盤の立ち上がりの遅さをカバーするという強化が入ってしまいました。

 

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それでは考察に入っていきます。

ポケモン

メガレックウザ×2

自分のドラゴンタイプのバトル相手の青技ミス化がとにかく強力で、メガレックウザで戦わなくてもその強さが活かすことができます。流星の教え2投と合わせて2体いると、そのすり抜けと青技ミスと合わせた高火力金技が圧倒的な制圧力を誇ります。

 

オノンドオノノクス

ベンチからMP3で先手番初手のストレスを軽減、かつ特性なわばり持ちという圧迫対策の決定版です。序盤の立ち上がりの遅さをカバーし、陣形整備を進めることができます。ゴールの真上のマスに配置して両側に何かポケモンを置くことで、相手のすり抜けによる進行をブロックすることができ強力です。チルタリスレックウザを出してドラゴンスフィアを使って陣形を整えたあとは、機を見て進化しても良いでしょう。オノノクスは、苦手なゾロアークのクロスカウンターを無視して倒すことができます。

 

チルタリス×2

1匹はおそらく確定、1匹は選択枠です。私はミラーで負けたくない、常に1匹場に置きたいという理由から2匹です。火力増強はもちろんのこと、ノーコストメガシンカを得たことも魅力的です。1匹グイグイと進めていく動きも強力で、常にほろびのうたのリスクがあり、メガレックウザ等一部のポケモンを除いて相手から殴りにくくそこそこ制圧力のあるポケモンです。

自身の呪いはメガシンカで解除可能、かつメガシンカで飛び越えを得て敵陣に潜り込んでいくことができます。おわりのうたは強力ですが、味方を巻き込む可能性も高いことに注意が必要です。メガシンカ残り3ターンでおわりのうたを狙う動きはなかなかで、レックウザなら巻き込んでもチルタリスメガシンカが切れた後にレックウザメガシンカしておわりのうた解除、というプレイングも可能です。

 

・(メガ)ルカリオ

選択枠です。状態異常にかかっていないとき金技に突破されないため相手からルカリオを突破する手段に乏しく(メタルクローかミスと相手の白ワザが噛み合ってしまうとあっさり突破されますが)、ゴールキーパーに適しているポケモンです(ミラー以外では攻めに参加することもしばしばあります)。相手のレックウザに対して比較的安心してゴールを守れる点が高評価です。

 

★プレート

・ロングスロー

個人的には必須です。先手番初手レックウザをロングスローから入っても良いですし、温存しておいて相手にエントリーを両方踏まれた後からも逆転するためのきっかけを作れる札でもあります。2コスト払って採用する価値は十分です。

 

ポケモン回収

選択枠です。採用理由はほろびのうたケア、回収+包囲をちらつかせることによる牽制です。守備寄りの棋風の方はダブルチャンスよりこちらを好むかも。好みの別れるところです。ただ、終盤になってこちらよりダブルチャンスのほうが欲しいと思う局面は確かに多い気がします。差し替えを検討中です。

ダブルチャンスを使う場合、ケースバイケースではありますが、基本的にダブルチャンスは最終盤の『倒さなければ負け』の局面や『エントリーを踏み切ったあと、どうしてもメガレックウザが空を飛んでほしくない(確実に相手ポケモンを倒したい)』局面まで温存しておくことをおすすめします。レックウザの破壊力があれば4vs4まで持ち込むことは簡単ですし、オノンドは無理して進化を狙うポケモンでもありません。

 

・ドラゴンスフィア

個人的に必須です。ゴールに寄せたチルタリスに使っておきたいところです。レックウザの機動力を確保しましょう。

 

・流星の教え×2

コマの数より4vs4の状態からパワーで押し切るのがレックウザです。1回蘇生して役目を終えてしまうげんきのかたまりよりも、その2コストは何度も使える2枚目の流星の教えに充てて2匹のレックウザをバリバリ暴れさせた方が最終的に勝ちやすいという判断です。げんきのかたまりが弱いわけではありませんしげんきのかたまりを採用する選択ももちろんありますが、私の主観ではこのデッキにおいては2枚目の流星の教えを採用する方が圧倒的に効率的で賢い選択であろう、という話です。

ちなみに、2枚使用済でも1匹レックウザが気絶すると2枚とも未使用に戻ります。鬼か。

 

デッキパーツの各採用理由に関しては以上ですが、ここから選択肢として入りうるポケモン、プレートに関しても記述しておきます。

 

ポケモン(選択枠)

バクガメス

相手のゾロアークルカリオを安心して殴ることができます。バクガメスの白技とルカリオの白技が噛み合うのを安心して待つことができる強力な1匹です。

 

ジジーロン

チルタリス2匹同士であればりゅうのはどうが相手のメガレックウザに負けません。かみかくしも強力です。

 

ゾロアーク

クロスカウンターがやはり便利です。オノノクスという明確な苦手ができたとはいえ、攻めてきたメガレックウザ他高火力ポケモンに刺さることに変わりはなく、ナイトバーストがやられても爪痕を残せる点も評価が高いです。

 

・ホウオウ

チルタリスを1匹にして使う選択が無きにしもあらず。チルタリス1匹で貴重な100~109打点を得てゾロアークに対抗することができる、げんきのかたまりを採用しないことのケア、レインボーウィングで相手の陣地に潜り込んでルカリオを殴ってやけどさせる、はどうだんを食らってもP.C.蘇生といった役割が持てます。また相手のメガレックウザが殴ってきてせいなるほのおが出れば、マヒやけどでそらをとぶが消える調整がされていないメガレックウザルカリオが突破できなくなり、時間を稼ぐことができるようになります。(たぶんホウオウはスルーしてすり抜けられる) 

 

★プレート(選択枠)

・ダブルチャンス

上でも述べていますが、最終盤に温存しておいて、攻撃時にそらをとぶを回避して確実に倒したいときに使えます。

逆にそらをとべば勝ちの局面でロマンを見る使い方もあります(あまりオススメはしませんが…笑)

 

・げんきのかたまり

序盤にアドバンテージを得て一気に押し切りたい、序盤押し切られたくない方は流星の教え1枚をこちらに。私は流星の教えのほうがコストをより効率的に使えていると思っていますが、上でも述べたとおりこちらを採用する選択がないわけではありません。

 

いかがだったでしょうか。ありふれたデッキの解説ではありましたが、これから組みたい方も、メタりたい方も、参考にしていただければと思います。