【デッキ紹介】ジュペッタ艦隊【1/13更新】
こんにちは、抹茶バニラです。
本日はリーグマッチで使用しているメガジュペッタデッキを紹介します。
デッキ紹介の前に、デッキのメインパーツであるジュペッタ、メガジュペッタの性能に関して説明しておきます。
画像はLv.5ではたきおとすを拡張したものです。
・特性『うらみだめ』
すり抜け。このポケモンの与えるダメージは、デュエル中に自分のカゲボウズ、ジュペッタが気絶した回数だけ+10。
という恐ろしいものであり、フィールドから離れてもデュエル終了までどんどん累積していきます。10回気絶すれば+100。こうなってしまうと超火力の代名詞チルタリス+レックウザでも届かなくなることがあります。
・ミスなし、どの出目をとっても隙がないルーレット
ルーレットにミスがなく、混乱状態に強いです。また、3つの技はみちづれ(ダメージのある白または金ワザとかち合って気絶した場合相手も気絶させる)、ふういん(紫★3・ルーレット判定で勝ったとき相手にふういんマーカーを付ける。その時ふういんとかち合った相手の出目はそのマーカーが外れるまでミスとなる)、はたきおとす(白110・バトル相手に対して使用中のプレート(具体的にはメガシンカプレートかスフィアプレート)を使用済みにする)と、ハズレと呼べる技がなく、みちづれは上記の特性『うらみだめ』と非常に相性が良い厄介な出目になっています。『みちづれ』やプレート『ファントムスフィア』をうまく使って自陣のエントリーを踏んでいる相手のポケモンを外しつつ長期化を狙って超火力+すり抜けで制圧していく戦い方ができます。
画像はLv.5でのろいを拡張したものです。
・特性『遺恨の迷宮』
ジュペッタの特性『うらみだめ』と同じ効果に加え、バトル相手の金技を白技に変えてしまうとんでもない効果を持っています。セコい。
・ミスなし、機動力と『のろい』の恐怖
メガジュペッタにもジュペッタと同じくミスの出目がありません。また、メガシンカには進化1回分の判定が入るため、のろいはなんと紫★2。さらに特性で金ワザを無効化してくるため高確率でのろいを吹っ掛けてきます。ここまでやったか。
さらに特筆すべきは、メガジュペッタになるとMPが3になることです。すり抜けMP3で金技無効ののろいを吹っ掛けてくるとあれば、序盤から攻め込まれて大変なことになるのは想像に難くないですね。特性が『うらみだめ』と同様に味方のジュペッタが気絶した回数分ダメージを上乗せするので、序盤、中盤、終盤、隙がないポケモンです。だけど、俺は負けないよ。
お分かりいただけたでしょうか。
大体の相手に勝てるといっても過言ではない性能を持っています。
しかしそれでも苦手なポケモンはいますので、いくつか挙げておきます。
せんぷうきゃくに抗う手段がありません。進化バシャーモならなおさらです。ジェットキックにもふういんがかち合って負ける可能性があり、非常に危険です。せんぷうきゃくでP.C.に飛ばされた場合、うらみだめも不発となってしまいます。
特性『ダブルアックス』により『みちづれ』が通らず、『みちづれ』が出てしまうと引き分け以下が確定します(助かるのは相手のミスのみ、あとはすべて突破)。★2(オノンドからの進化時)ハサミギロチンも非常に強力で、こちらから突破するにははたきおとすと相手の紫以外がかち合うしかありません。
特殊状態でないときふういんマーカーが乗りません。また、メテオドライブで相討ちを狙ってきます。メテオドライブとはたきおとすがかち合った場合はまだ良いのですが、それでもうらみだめは不発に終わります。メテオドライブとみちづれがかち合った場合が最悪で、こちらのみ一方的にP.C.に飛ばされ、うらみだめも不発となってしまいます。
青ワザがないため、ランデブーを出されてしまうと確定でUSに飛ばされます。
うまく試合が長期化すれば良いのですが、うらみがたまるまでにすべてを破壊しつくされることもしばしば。
・フワライド
ふういんという強力な★3紫ワザは持ち合わせていますが、面積は大きくなく、紫ワザを通されやすいのがジュペッタです。
つれさるが封印できない進化フワライドはなおさらです。
・ガルーラ
チームマッチで配布されたフィギュアです。なんと対ゴーストのバトルで気絶しないポケモンが出てしまいました。
あまりにもオーバーパワーなジュペッタに対してのせめてもの抵抗でしょうか。
ゴースト統一がガルーラを突破できなくなるため非常に強力な抑止力になっています。
だいたいゲンシカイオーガのZワザで処理するくらいしかないのが泣き所です。
・リグレー多投デッキ
具体的には、リグレー、リグレー、オーベム、ラティアス、カプ・テテフ、(メガ)サーナイトといったデッキです。のろいが無効に等しく、ジュペッタがつれさるを決められやすいため、苦戦必至です。
ダメージで押されるデッキではないのでうらみだめも不発に等しく、やりづらい相手です。
これを踏まえて、デッキ紹介に移ります。
構築難易度や幅広い対応力を考慮して(3投は得意な相手にはとことん得意になる分、苦手な相手は露骨に苦手となり、得手不得手がはっきりするため)メガジュペッタ1体または2体のデッキも環境には見られますが、今回はメガジュペッタ3体は確定として話を進めていきます。
★ポケモン
・(メガ)ジュペッタ×3
確定枠です。デッキの主軸になります。
すり抜け持ち、MP3要員、味方のゴーストを補助するデバフ持ち。ここも確定枠で良いでしょう。
自由枠です。一発気絶無効≒ゴールブロック1枚分の価値があり、また上記の苦手で挙げたテッカグヤの対策にもなりえます。相手にベベノムがいた場合も気持ちが楽になります。
・ミュウ
自由枠です。上記の苦手で挙げているバシャーモ、オノノクスを積極的に殴っていくことができ、リグレー、オーベムも牽制できます。なお、進化バシャーモのジェットキックとハイパーソニックはチェイン勝負になるため、4Cくらいはしておきたいところです(ヤミラミ+マーシャドー意識でジェットキックに2~3振っているバシャーモが現環境には増えています)。MP3に加えそこそこの耐久力があり、ハイパーソニックを出し続けられればメガレックウザの攻撃も耐えられる点も評価が高いです。ただし、マーシャドーに勝てない点には気を付けましょう。
以上を採用していますが、ゲンシカイオーガとミュウの2枠に関しては環境によってもパーツが変わってきます。
以下に選択肢をいくつか挙げておきます。
・フワライド
『つれさる』でP.C.を回すことがうらみだめとの相性バツグンです。ゾロアークのナイトバースト同様、やられても傷跡を残せる『シャドービーム』も強力です。ただし、バシャーモやオノノクス等が苦手であることはフワライドも同じで、苦手対策という方面では解決に至らない点に注意しましょう。
・(メガ)ヤミラミ
相手のファントムスフィア、マイティースフィア、ドラゴンスフィアなどを破壊できます。ダメージによるメガヤミラミの気絶無効は最後の詰めに役立つときもあります。
バシャーモ、オノノクスへの当て馬としてはフワライドよりマシです。
特性『エントリーショット』がうまく決まれば試合の長期化がのぞめます。
また、面積の広い金技要員として役立ちます。『くさむすび』の刺さらないオノノクスに対しては不利でしょうか。とんでもねえなオノノクス。
・ルカリオ
汎用性の高いゴールキーパーの1匹です。対レックウザではみちづれやうらみだめを蓄積させてあしらう方法がとれますし、相変わらず進化オノノクスやバシャーモが苦手なため、今回私個人としては採用を見送り、UB対策のとれるゲンシカイオーガを採用しています。
採用している人を見てなるほどと思った一匹です。ファントムエナジー、ファントムスフィアを採用する場合相性が良く、対チルレックで流星の教えを除外できるほか、とんぼがえりとうらみだめの相性も良いです。ただし、上記で紹介した苦手ポケモンのうちレックウザ系統以外の対策にはなっていないように思えます。
リサイクルが入らなくなるので、その枠はポケモン回収+ダブルチャンスとすると良いでしょう。
★プレート
プレートに関してはかなり選択肢が広いです。
・げんきのかたまり
相手に序盤の数的有利を築かせないために必須です。うらみだめとも相性が良いです。
・ロングスロー
エントリーを踏まれても負けないための1枚です。あると非常に大きな安心感があります。『みちづれ』があるおかげで逆転もしやすいです。
・リサイクル
選択枠です。あると『ジュペッタナイト』を6回使える鬼のような1枚ですが、相手のプレートを復活させてしまう点にも気を付けましょう。この2コストは『ダブルチャンス+ポケモン回収』などでも。
・ダブルチャンス
相手を序盤から圧倒したり、のろいをふっかけたりしたい時に。1枚あるだけでも制圧力は段違いですが、相手からののろいや状態異常を一発あしらえるポケモン回収などでも良いでしょう。ここは好みが分かれます。
・スピーダー
メガジュペッタで相手の紫ワザ持ちを的確に破壊したい時などに。のろった後の気絶も実現しやすくなります。
★立ち回り方、総評
序盤足の遅いデッキに対してはマーシャドー+メガジュペッタでエントリーを取りに行って序盤からガリガリ押していきます。序盤で優位を築いて一気に押し切ることもできますし、試合を長期化させてうらみだめを狙っていくこともできます。
メガジュペッタののろいに関しては除外できたらラッキー程度にとらえておくのが良いです(ジュペッタのふういんはのろいを上書きしてしまいます)。
最終局面でジュペッタが耐えれば勝ちという場面も多く出てくるので、ふういん拡張も強いです。
いかがだったでしょうか。間違いなく環境トップに食い込んでくるデッキだと思います。所持者が今後増えてくることを考えると恐ろしいですね。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。