抹茶バニラのポケコマ研究室

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【デッキ紹介】ニョロボン+ミミッキュ+カプ・レヒレ【2019年2月版】

こんばんは、抹茶バニラです。今回は昨年の4月に紹介しました

ニョロボン+ミミッキュ+カプ・レヒレ』デッキの2019年2月バージョンをご紹介いたします。

とはいえ、昨年の4月に書きました以下の記事とそれほど内容は変化していません。

【デッキ紹介】ニョロボン+ミミッキュ+カプ・レヒレ - 抹茶バニラのポケコマ研究室

【使用レポート】ニョロボン+ミミッキュ+カプ・レヒレ【前回の続き】 - 抹茶バニラのポケコマ研究室

 

いわゆる『ヒレボン』デッキです。今回の記事でもこの略称を使うことにします。

 

ミスの存在しないコマの増加、UBメガレックウザ等苦手なポケモン達が登場しまくった結果使いづらくなってしまったデッキでしたが、昨年12月にくさほのおみずタイプのポケモンZワザを得て、また使いやすくなったのではないかなということで紹介させていただきます。

 

【概要】そもそもレヒレボンってどんなデッキ?

[R]ニョロボンはバトルするだけでその勝敗などにはいっさい関係なくバトル相手を必ず混乱させることのできる特性を持ったポケモンです。

[R]ミミッキュのろいを持っています。またミミッキュは特性ばけのかわによって1発気絶が無効となり、のろいの試行回数を稼ぐことができます。

ニョロボンで混乱させ、相手のミス等を誘発しやすい状況を作ってから、ミミッキュのろいを吹っ掛け、その後気絶させて除外するというのを一匹一匹丁寧にやっていく、というものです。

[プレート]ファントムエナジー(ゴーストポケモンが、自分のエントリーに乗っている特殊状態のポケモンをすり抜けてベンチからフィールドに登場できる)と、[EX]カプ・レヒレの特性(自分のみずタイプのポケモンがベンチからMP移動するとき、MP移動の代わりにエントリーから1歩離れた場所に登場する)によって、エントリーを相手のポケモンに踏まれても無限に登場しつづけ、混乱→のろい→除外の試行回数を稼いでいくというのが、レヒレボンデッキの基本的な戦い方になります。

つまり、守って守って、プレートも全部使い切らせて、のろいと混乱で盤上の相手のポケモンたちの機能を停止させて指す手をなくしてしまえ、という『受け潰し』のデッキなのです。

 

それでは、各パーツの紹介に移りましょう。

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ポケモン

ジュナイパー

一番上にいますが自由枠です。

採用理由としては、『ファントムエナジー』の効果を受けることができ、金ワザとクサZが使えることでしょうか。混乱で一気に弱体化するミミッキュカプ・レヒレが特殊状態になったとき(相手のミズZなどでいくら守っても特殊状態を食らってしまいやすい)、その返し技としてクサZを用意することができます。

守りに利くクサZはこのデッキにとって非常にありがたい存在です。

特殊状態とのろいを解除しつつ襲い掛かってくるメガシンカ連中に対してかげぬいによるウェイトやくさむすびによるカウンターも狙える点が非常に心強く、特性エントリーショットも、かなり役立つものといえます。

他の候補としては、

カプ・レヒレの2体目(いると無限湧きがより確実になり安定する)、

アシマリ(機動力とZワザ要員、フワライド対策)などが挙がります。

 

カプ・レヒレ

特性でニョロボンを無限湧きさせるデッキの要です。

基本的にゴールに置いて、その右をミミッキュでがっちりガードする形になります。

ただし、自分の手番でバトルを仕掛けるときカプ・レヒレの2歩以内の相手のポケモンニョロボンやミズZで混乱させることができないので注意しましょう。

 

ニョロボン

さわると確定で混乱をもたらします。自分から能動的に殴りに行くことが多いです。

 

ミミッキュ

のろいをもたらす恐怖の存在です。ばけのかわで試行回数をさらに稼げるのが強力ですね。

 

【プレート】

・げんきのかたまり

序盤ニョロボンに使うことで相手のポケモン3体に混乱をもたらすことができます。

序盤早々に押し切られることがないよう、必須の一枚です。

 

・ロングスロー

いくら守ってもカプ・レヒレが何らかの状況で倒されてしまうことはあります。そうなったときに抵抗するための一枚です。また、マーシャドーベベノムなどを用いた速攻の対策札でもあります。

 

ポケモン入れ替え

カプ・レヒレが倒されてしまったあと盤面にカプ・レヒレを戻して無限湧きを再開する、ニョロボンミミッキュの位置を入れ替えるなど役立つ盤面はかなり存在します。

 

ポケモン回収

前に出すぎたポケモンを守りに回収したり、相手からののろいをケアしたり。こちらもかなり汎用性の高い一枚です。

 

・ファントムエナジー

特殊状態のポケモンが自分のエントリーに乗ってもそれを無視してミミッキュジュナイパーがフィールドに登場できるようになります。ただし、相手のカイオーガレックウザブレイクエナジーメガヤミラミプレートかじりには充分注意し、レックウザ流星の教えが使われてから、ヤミラミナイトが使われてから使うことは心がけたいです。

 

・ひかりのこな

ここは自由枠ですが、おすすめしたい一枚です。ニョロボンが、相手のフワライドテッカグヤ等に対して混乱を吹っ掛けたいとき、その1回目でつれさるランデブーを避けるために使用します。

他の候補としてはファントムスフィア(エナジーと両方採用することでよりゴーストタイプの無限湧きを安定させる、スフィアの方は使ったポケモンがフィールドにいればゴーストタイプもすり抜けて登場できるようになるという働きがあります)、ふうせん(先手番の初手に使ってゴールにカプ・レヒレを向かわせるのを1手早くする)などです。

 

基本的に守るデッキなので、ダブルチャンスは必要ないと判断しました。

また、Zワザの存在があり攻撃力も充分(ニョロボンがバタバタ倒れては湧いてくるデッキなのでゲージのたまりもそれなりに早いです)なので、ゴツゴツメットも採用は見送りました。

 

【苦手なポケモン】警戒すべき相手は?

ジュナイパー

すり抜けで潜り込まれ、ファントムアローミミッキュカプ・レヒレの2枚抜きなんてされたらたまりません。混乱させてファントムアローを出される確率を少しでも下げてから受けます。混乱させたらのろいがあるミミッキュも殴りにくくなる…はずです。多少。クサZで混乱を回復してくるので、できればコイツはさっさと倒してP.C.に送ってその間に混乱やのろいの試行回数を稼ぎたいところです。

 

バシャーモ

せんぷうきゃくミミッキュばけのかわなんて無視してP.C.に送ってきます。また、メガバシャーモはすりぬけでやけどを付与しながら暴れてきます。ウォールクラッシャーでゴールのカプ・レヒレを素抜いてくる筋はわかっていても受けづらいです。

うまくメガシンカを使い切らせてしまえば混乱でメチャクチャ弱体化するのでそれほど怖い存在ではなくなりますが、それでもZワザには注意しましょう。

 

テッカグヤ

ランデブーされたら戻る手段がありません。ミスもなく危険な存在です。

自由枠にゲンシカイオーガを採用する手もありますが、こんげんのはどうのベンチバックがのろいや混乱とアンチシナジーなため今回は採用を見送っています。

 

・フワライド

つれさるが受けにくく、しかもつれさるでベンチに戻ることでニョロボンに仕掛けても成功してしまうと混乱を無効化されてしまう非常に厄介な存在です。

ミズZの巻き込み混乱などで対処したいところです。クサZの使えるジュナイパーと組まれていた場合が最悪です…。

 

メガレックウザ

ミスがないため混乱が通りません。とにかくメガシンカをやり過ごして混乱→のろいの試行回数を稼ぎます。

 

・(メガ)チルタリス

Zワザで多少マシになりましたが、ほろびのうたのろいをもらうと非常に厄介です。また、せっかく除外が決まってもコイツが呼び戻してしまう場合があります。

 

・(メガ)ジュペッタ

単体ならなんとかなりますが、3体でのろいをひたすら試行されるとかないません。ミスがなく混乱も通らず、ルーレットにもスキがありません。

 

・(メガ)ルカリオ

ミミッキュニョロボンが相手のかわす以外負けるほか、ミスがなく、ジュナイパーカプ・レヒレも倒されやすく相性は最悪です。また、自分から見て一番下の横一列のどこかに来られてしまうとはどうだんでゴールのカプ・レヒレが抜かれてしまう可能性があり非常に危険です。幸いすり抜けは持っていないので、必死で食い止め、メガシンカが切れるのを待ちましょう。

 

【プレイング】ちょっと特殊な回し方

プレイングですが、とにかく相手の攻めをがっちりと受け止め、プレートなどを切らして戦う感じになるので、とにかく相手の攻めが切れるまで待つ形になり、攻めません。

相手のエントリーはほとんど争点にしないのです。採用しているどのポケモンもルーレットの能力自体はそこまで高いわけではないので、前進している間に自分のゴール付近をすべて倒されてしまったり、片方の相手のエントリーを封鎖したポケモンがそのまま攻守に利くことなく盤上で腐ってしまったりしがちです。

基本、ゴールをカプ・レヒレ、その右をミミッキュで守ってミミッキュを殴らせてのろいを吹っ掛けたり、そもそものろい持ちを殴りにくいでしょ?と主張したりするわけです。

冒頭で紹介している記事の②のスクリーンショットをご覧いただきたいのですが、

どの写真を見ても自分のゴールはしっかり2枚の守りが残ったままになっていますよね。

自分のゴールが500%安泰だと言える状況を作って初めて相手のゴールを追い始めます。

また、ミミッキュのろいを試行したい場合を除いて、Zワザの使えないポケモンは混乱させたら放置というプレイングをすることが多いです。刺しません。

混乱しているポケモンにはエントリーを踏まれていても関係ありませんし、守りのミミッキュを殴ってP.C.回転なんてこともしづらいはずです。

こんな具合に相手を追い詰めていきます。

 

ここまで読んでなおお暇な方は、1年弱も前の記事ですがこちらをお読みいただけるとより理解が深まるのかなと思います。冒頭にも載せましたが再掲しておきます。

【デッキ紹介】ニョロボン+ミミッキュ+カプ・レヒレ - 抹茶バニラのポケコマ研究室

【使用レポート】ニョロボン+ミミッキュ+カプ・レヒレ【前回の続き】 - 抹茶バニラのポケコマ研究室

 

それでは皆さま、良い除外ライフを。質問コメントなどどしどし受け付けております。