抹茶バニラのポケコマ研究室

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【デッキ紹介】二か月連続クラックデッキで駆け抜けたお話。【5月度/6月度100位達成】

こんばんは、抹茶バニラです。最近クソ忙しくて記事ろくに更新できてなくてすみません(もはや定型文)。

5月度、6月度ともにクラックデッキで駆け抜けました。今回はそのデッキを紹介します。

 

★環境考察

デッキ紹介の前に、5月度6月度がどんな環境だったのかを振り返ります。5月度登場したのは[EX]プテラ(メガシンカ含む)、[EX]アマルルガ[EX]ガチゴラスをはじめとする岩、氷タイプの強化。[EX]アマルルガが特に目立って強力ではありましたが、それまで猛威を振るっていた[UX]アルセウス[EX]ギルガルド[UX]ネクロズマ あかつきのつばさ[EX]セレビィ4強に対しては軒並み不利であるため、環境の変化には至らず、4月度の延長のような環境でした。また、6月度は[EX]ヘラクロス[EX]カイロス(共にメガシンカ含む)、[EX]ギャラドス[EX]トルネロス けしんフォルム[UX]トルネロス れいじゅうフォルム[R]ウルガモスが登場し、むし、ひこうタイプが強化されました([R]ウルガモスによって炎タイプも強化され、[EX]ビクティニ多投の不快除外パもけっこう増えました)。しかし、やっぱり先述の4強を減らす理由にはならず、6月度も引き続きこれらのポケモンが広く使われている+[EX]ヘラクロス多投の構築や[EX]ビクティニの不快除外デッキなどが見られたという環境でしょうか。これを踏まえてクラックデッキの採用に踏み切った理由を述べていきます。

 

★採用理由

Zワザの仕様は相変わらずで、[EX]ハガネール[UX]ネクロズマ あかつきのつばさの協力な紫Zによって決着がつかないことが多いです。

ワザ『コールシグナル』を持つ炎タイプである[UX]ズガドーン1匹で崩壊する欠点(超重要)があるデッキですが、[UX]ズガドーンのルーレット構成的に明確なメタ対象が環境に存在せず、採用率が低かったので、[UX]アルセウスをカモれる、長期戦歓迎で試行回数を稼いで数的有利を築いていけるクラックデッキの採用に踏み切りました。

私はそれでも先月[UX]ズガドーン使ってたけどな!

6月度、[EX]ビクティニが少し増えたことで炎が明確な弱点であるクラックデッキは若干肩身が狭くなりましたが、上位環境を考察すると、やっぱり4強が多くて[UX]アルセウス[EX]ギルガルドが苦手な[EX]ビクティニは結局上位環境では息をしていなかったように思ったので、クラックデッキを続投しました。

 

★概要

2体の[EX]ハッサムで相手の高火力ポケモンの動きを牽制しながら、相手にクラックマーカーが付いたところで[UX]カミツルギのUS送りを試行する、クラックを警戒させ相手が後手に回ったところを積極的に攻めたてるというのが基本的な戦い方です。[EX]ハッサム[UX]カミツルギはばたばた倒れながらP.C.を回転して試行回数を稼ぎます。いかに[EX]ハッサムに白Z技を吐かせるか?が勝負のカギになってきます。

 

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ポケモン

・[EX]ハッサム×2

相手の[UX]アルセウス[UX]ネクロズマ あかつきのつばさ等の高火力ポケモンに積極的にブチ当てて[特性]ブレイクスチールの発動を狙います。コンセプトなので必須です。強力な白Z技を2種類持ち、隙あらばメガシンカで除外を狙ったり相手陣に切り込んでいったりすることができます。金ワザ『バレットパンチ』は強くありませんが、火力が高すぎないのは、対[EX]セレビィに勝てる出目として評価できます。シザークラッシュにフルチェインすると、[UX]ネクロズマ あかつきのつばさを倒してしまってクラックがつかない…なんてこともあるので、火力は工夫しましょう。

 

・[UX]カミツルギ

クラックマーカーのついた相手をUS送りにするポケモンです。コンセプトのため必須です。かんたんに倒されるので扱いには注意が必要です。[EX]セレビィにめっぽう強いのもGood!

初回の射程2を吐かないようにゴール横等に潜んでおいてクラックマーカーが相手に乗ったところでZワザを使わせるのが一番現実的な運用方法です。

 

・[UX]ネクロズマ あかつきのつばさ

寄ってきた相手にZワザ(紫★4)ムーンライトブラスターを放つことができる、安定したゴールキーパーです。ただし一発気絶無効を過信してはいけません。一発気絶無効はあくまで非常手段としてとらえておいてください。できれば触らせないようにしっかりと2枚で守ってあげましょう。

 

・[EX]ハガネール

自分のエントリーにいる相手のポケモンを無視してフィールドに登場できる特性と協力な紫Zワザによる打破性能を持ち、粘り強く負けない戦いをすることができ、長期戦歓迎のコンセプトに合っています。紫★2つれさるによって数的有利を築き、かつ自分の[EX]ハッサム[UX]カミツルギをP.C.から復活させてクラックの試行回数を稼ぎます。このデッキにおいて抜く理由がありませんでした。

なお、進化運用に関しては諸説あります。[UX]ウルトラネクロズマとのダメージ関係の逆転、メガシンカで紫Zを耐える目が生まれる、つれさるの★が3になるといったメリットがありますが、★の数を増やして有利になれる仮想敵が[EX]ドサイドン[UX]ネクロズマ あかつきのつばさくらいしかおらず、[EX]セレビィまきもどしで泣く、序盤が貧弱になるというデメリットのほうが大きいと判断して私個人としては進化での運用はしませんでした。

 

・[EX]セレビィ

自由枠です。人によっては[EX]ギルガルドであったり、Zワザでクラックマーカーの乗せられる可能性のある[EX]ルカリオ[EX]マーシャドーであったり。

[UX]ネクロズマ あかつきのつばさが、特に上に挙げた5匹では重すぎるので採用しました。MP3でフットワークが軽いのも評価点です。

 

★プレート

 ・ゴールブロック

ロングスローと選択でしょうか。長期戦歓迎で『負けない』、Zワザの乱発する仕様下において心強い一枚です。

 

・げんきのかたまり

メンツ自体はそこまで強力なポケモンがいないので、序盤一気に押しつぶされないために必要です。

 

・スピーダー

使うと[UX]カミツルギが金ワザマンになります。クラックマーカーを乗せた[UX]ネクロズマ あかつきのつばさを処理するのに使います。だいたいプリズムレーザーを出されます。

 

ポケモン回収

守備にかなり有用な一枚です。選択枠ですが、かなり評価が高いです。[UX]カミツルギの初回射程2を復活させることもできます。

 

・グラススフィア

使うと[EX]セレビィが超強化されます。具体的には[EX]ハガネール[UX]ネクロズマ あかつきのつばさに負ける出目がなくなり、[UX]アルセウスに対してもかなり強気に出られるようになります。また、その恩恵は[UX]カミツルギと共有することができます。

 

・ウルトラバースト

[UX]ネクロズマ あかつきのつばさを攻めに使うことになったときに光ります。MPを好きな時に3にできるのが一番重要です。

 

★その他特記事項

・[UX]メガハッサムの『フェイタルクラッシュ』に関して

[UX]ネクロズマ あかつきのつばさのように一発気絶無効なポケモン(クラックマーカー付き)に対してフェイタルクラッシュをぶち当てても、除外よりもフォルムチェンジ判定が先に入ってしまうので、フォルムチェンジされてしまうと除外できません。気を付けましょう。

ちなみに一発気絶無効なポケモン(クラックマーカー付き)を[UX]カミツルギで気絶させればきちんとUSに送ることができます。

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本日、[EX]サメハダーの登場でクラックが超強化されました。この子、確定でクラックマーカーを付与します。今後はサメツルギが流行するんでしょうか。

クラックは隠れた刺客といったポジションで初見殺しをしていくのが好きだったので、強化されたのは嬉しい反面、自分が好きでずっと使い続けてきたデッキが急に環境トップに入ってしまうのは逆になんともいえない気持ちになります…。

クラックギミックが前から好きで使ってるのに、『強いから使い始めたんでしょ?』って思われるの、シャクじゃないですか。

 

環境トップにはなりませんように(笑)

それでは。