【デッキ紹介】メガサーナイト+フワライド+ウルトラビースト【サナフワUB】
こんにちは、抹茶バニラです。
今回は表題の通りメガサーナイト+フワライド+ウルトラビーストデッキ(通称サナフワUB)を紹介します。
今月マンスリー100位はこのデッキで狙ってみようと思っています。
先月は実力で初めて安全に100位に入れたとはいえ、環境考察とデッキ構築に関しては完全にタコヤマさんのパクリであり、そこまで一人前にできたわけではなかったので、今回は環境読みからデッキ構築までを自分の力でやってみようと思い、この構築に至りました。環境に関しては後述します。
また、このタイミングでの記事公開ですが、マンスリーランキング100位争いは、1位を決める大会でもない(1位争いに参加するつもりは今のところない)し、ツイ勢は仲間だし別にいいっしょっていう考えに基づいています。記事を書くという行為を通してポケモン6匹とプレート6枚の採用理由を明確に再認識することができますし、また7体目7枚目以降の不採用理由に関しても改めて確認して吟味することができると思っています。
前置きが長くなりましたが本題です。
★今月の環境
今月はマーシャドー、フワライド、メガジュペッタといったゴーストタイプの強力な新フィギュアが続々追加され、以前からいたジュナイパー、ヤミラミ、ルナアーラ等と手を組んだゴーストタイプのデッキを本当によく見るようになりました。
24日現在、マッチングや注目のデュエル等を見ていると、こういったゴーストデッキが
環境トップであるように思います。
次に、先月に引き続き、メガヤミラミ、ルカリオ、バシャーモ+3といったスタンダードをよく見ます。こちらもマーシャドーやフワライド等新フィギュアが採用されることが多い印象です。
一方、先月環境にいたチルタリス+メガレックウザ(所謂チルレック)は数を減らしたように思います。一見してゴースト連中には強いレックウザですが、
・ゴースト環境でファントムスフィアをめぐる攻防があり、メガヤミラミの採用率が高く、要のドラゴンスフィアを破壊されやすく、機動力で負ける
・ルナアーラやフワライドには対面有利ながら、ジュナイパーやメガヤミラミに対しては一概にそうとも言いきれず、メガジュペッタ3体デッキに対しては長期戦になるとレックウザをもってしてもジュペッタに火力負けする
・相変わらず『そらをとぶ』がユーザーにとっての不快要素であり、ドラゴンスフィアを破壊されるとその弱点がさらに浮き彫りになり、勝ちきれない
という弱点を抱えており、数を減らした印象です。当ブログでは何度も申し上げていますが、自分のレックウザのそらをとぶには本当に泣かされることが多く、それに飽きて現環境で握らなくなったユーザーは私の他にも多いのではないでしょうか。
そして、環境トップのデッキを握るのが嫌い(環境デッキをメタるのが好き、かつミラーが嫌い)な私が組んだデッキは、
チルレックが減って、ランデブー対策が手薄になっている環境を受けてのUBでした。
それではデッキ紹介に入っていきます。
★ポケモン
このデッキの要です。USからの復帰手段を持たない相手に対しては、ランデブーを出すだけで簡単にバトル相手を除外したのと同義になります。初回バトルでのフレイムガンも非常に強力です。
テッカグヤのUS復帰手段です。初回バトルでは相手の出目次第ではルナアーラに勝てる可能性があります。ランデブーを決めるとMPが上がるため、そうなってしまうと非常に強力です。
すりぬけMP3要員、かつマイティースフィアと相性がバツグンの1匹です。先手番でななめ出しすることで相手の攻めを牽制でき(場合によっては片方のエントリーを確保できます)、こちらの陣形整備を進めやすくなります。また、安定してミュウを倒すことができ、かゆいところに手が届きます。チルレックに対しての圧力になりうるアーゴヨンと選択になります。
・ルカリオ
主にゴールキーパーですが、場合によっては攻めに繰り出していきます。チルレックを踏んでしまった時に安定してゴールを受けることができます。オノノクスのハサミギロチンに注意が必要です。
・(メガ)サーナイト
ワープホールで相手の厄介なコマを引きずり出し、メガシンカでそのまま除外することを狙えるポケモンです。ブルーホールが視野に入るため、ラルトスやキルリアから進化で採用するうまみはそれほどなく、むしろワープホールからいつでもメガシンカが狙える形のほうが使い心地が良かったです。ランデブーで相手の数を減らせればワープホールのウェイトで相手の足をさらに止めることができます(ウェイト勝ちまで見えてきますね)。相手のゲンシカイオーガを除外するといった意味ではカプ・レヒレと選択になりますが、こちらは相手のマーシャドーなどのすりぬけをブロックし、序盤の陣形整備を進めやすいという利点がありますし、カプ・レヒレはポニのいのりの面積が狭く、うまく試行回数を稼いでやる必要も出てきています。そして何よりメガサーナイトを使ってあげたい。愛情はモチベーションのもと。連戦が強いられるマンスリーランキング上位狙いに関しては、モチベーションも重要です。
とはいえここはメリット、デメリットをよく考えてカプ・レヒレとの選択枠になると思います。
・フワライド
つれさるが非常に強力です。要所でしっかりつれさってほしいのでフワライドからの採用で十分でしょう。フワンテはおいかぜがつれさるの邪魔をすることがあり、進化がしづらかったことがありました。マイティースフィアとつれさるでPCを回転させてランデブーを併せて数的有利をつくって攻めていきます。
ここでベベノムの不採用理由ですが、やはりゲンシカイオーガの多さが気になってきます。その1体がいるだけでベベノムはカモになり、急に扱いづらくなってしまいますからね。ベベノムのいない中でのテッカグヤ使用はそれはそれで不安が残りますが、つれさるのおかげでPCが回転するので気絶したテッカグヤが戦線に復帰しやすいためベベノムがいなくて戦える印象でした。
★プレート
・ロングスロー
初手より最近は中終盤まで温存し、『負けない』ためのプレートとして使うことが多いです。
・げんきのかたまり
単純につれさると相性が良いですね。テッカグヤのランデブーの試行回数を少しでも増やしたいため必要な1枚でしょう。
・マイティースフィア
相手のポケモンを包囲で捕獲できます。数的有利を築くコンセプトなので割と必須ですね。
・ポケモン回収
マイティースフィアと相性がよく、攻めてきた相手のコマをポケモン回収からの包囲で捕獲できることがあります(つまり、相手も、耐えられたら包囲されるなどの無理なムーブをしづらくなります)。不慮ののろいや状態異常回避の保険にもなり、汎用性が高いです。
・ダブルチャンス
コールシグナルやランデブー、ブルーホールなど、その場でどうしても欲しい出目が多いため2投です。1枚はポケモン入れ替えに替えることも検討できます。ポケモン入れ替えは、マーシャドーとテッカグヤを入れ替えて敵陣深くにテッカグヤを潜らせる、ワープホールと併せて有利対面を作りやすい、などというトリッキーな動きができるようになります。
★立ち回り方
US復帰がフェローチェ1匹に限られているので、ロケットライドはほぼ使いません。
初手は先手番ならマーシャドーやマイティースフィア、後手番ならサーナイト等から入って、ロングスローは中終盤まで温存する戦い方が主流になっているように思います(ここは好みですが)。
序盤しっかりと陣形を整備して、マイティースフィアなどを活かして組み合っていきます。テッカグヤのフレイムガンが味方を巻き込まないように注意してください。
今回の紹介は以上になります。