抹茶バニラのポケコマ研究室

ポケモンコマスターに関する情報を発信していきます。

【考察】UBいろいろ。

こんばんは、抹茶バニラです。

今回はウルトラビーストデッキに関していろいろな形を研究しましたので、その形をいくつか、環境考察を交えて紹介します。画像はのっけるとかえって煩雑としてしまうので、文字だけになってしまいますがご容赦ください。

まず環境考察から。

【UBにとって苦手なもの(デッキ単位)】

・カプ・コケコ+Sデオキシス+メガゲンガー+ゾロアーク

所謂圧迫デッキ。

展開が間に合わず3体しか出せずにそのまま押し負けてしまうことがあります。

ダブルチャンステッカグヤの機嫌次第です。

圧迫デッキがあるせいで、ダブルチャンスに関しては1枚は最低でも入れておきたいところです(デオキシスゾロアークを安定して処理する手段を持ちたいので)。

 

チルット×3+チルタリス×2+色違いのレックウザ、もしくはチルット×3+チルタリス×3

所謂チルレック、チル6。

チル6に関しては相手にランデブー対策がいないのでUB有利…

と思いきや、逆にランデブー以外に対抗手段がなく、UB側不利です。ランデブーを狙っている間にテッカグヤが倒されてエントリーを封鎖されて試合終了、なんてことがザラに起こります。

色違いのレックウザに関してはテッカグヤの火力をもってしてももともとしんそくに勝てないうえ、チルットチルタリスの凶悪なバフによってブレイクエナジーすら付け入るスキになってくれません。

 

カプ・レヒレ+ニョロボン

この組み合わせを紹介したときにUBに勝てないなんてこと書きましたが、UB側を持ったとき相当神経を使います。

ウツロイドフェローチェのコールシグナル勢は、ピースの構成的にミスの右隣がコールシグナルとなっているため、混乱させられてしまうと役割がこなせなくなります。

エントリー封鎖を無効化してくるので、とにかくテッカグヤの機嫌次第といったところでしょうか。ランデブーが決まれば勝ち、逆にポニのいのりを許してしまうと負けです。

 

【UBにとって苦手なもの(単体)】

テラキオン

フェローチェ絶対殺すマン。うちこわしによってコールシグナルとランデブーを許してくれません。そのうえ、火力があるためできるだけUBを鉢合わせさせないように心がけたい相手です。

 

・色違いのレックウザ

ランデブー対策です。そらをとぶという攻撃向けな技も持っていますが相手陣深くに引きこもられてしまうとランデブーが通らなくなって自分のテッカグヤだけ飛んでしまうので本当に厄介です。また、相手にチルタリスが1匹でもいた場合UB側から気絶させるのが本当に難しくなるため、その場合は容赦なくレックウザが攻めてきます。

うまいことロケットライド包囲が決まれば良いですが、レート3800を超えてくるとそれを許してくれるお相手もいませんし。

 

・豪運

勝てない。

 

以上、苦手なモノを踏まえてデッキを考えていきます。長所と短所をそれぞれ挙げていきます。あちらを立てればこちらが立たない、という感じです。

 

【構築例】

・(ほぼ)純UB

☆構成ポケモン

ウツロイド×2、カプ・コケコ、テッカグヤフェローチェ×2

☆構成プレート

げんきのかたまり、ロングスロー、ダブルチャンス×2、マイティースフィア、メタルスフィアorダブルチャンス3枚目

☆良いところ

ロケットライドとコールシグナルを安定して繰り出すことができ、カプ・コケコのすり抜けと合わせて制圧性能が高い。

☆悪いところ

テラキオンがまるで辛い。ウツロイドを1枚ルナアーラテラキオンに厚くしている構成もある。

 

・電気UB

☆構成ポケモン

サンダーorカプ・コケコ、デンジュモク、メガデンリュウフェローチェ×2、テッカグヤ

☆構成プレート

デンリュウナイト×2、ロングスロー、ダブルチャンス、メタルスフィアorマイティースフィア

☆良いところ

カプ・コケコとデンジュモクの相性がよく、テッカグヤが盤面から消えていても火力が乏しくならない。

☆悪いところ

テラキオンの処理が安定しているわけではない(上で紹介している純UBよりはマシ)。

 

カプ・レヒレ入りUB

☆構成ポケモン

テッカグヤフェローチェウツロイドカプ・レヒレボスゴドラorルナアーラorニョロボン、メガデンリュウorフェローチェ2匹目

☆構成プレート

ダブルチャンス、ロングスロー、デンリュウナイトorげんきのかたまり×2、メタルスフィアorマイティースフィア

☆良いところ

カプ・レヒレのポニのいのりが決まれば相手のフィギュアを1匹引っこ抜くことができる。具体的には存在されると嫌なテラキオンルナアーラ、色違いのレックウザなど。

また、ゴールをデンリュウカプ・レヒレの2枚で守ることで、カプ・レヒレを殴ることを相手に強制でき、ポニゴールという強力な勝ち筋を生み出すことができる。

☆悪いところ

カプ・レヒレが弱っちい。すぐ気絶する。ポニのいのりは決まらない。良いところで述べたことなんて所詮机の上だけでの話。理想論。だいたい機嫌が悪く、足を引っ張る。ミス面積12なんて信用しちゃいけないね笑

 

シェイミ入りUB

☆構成ポケモン

シェイミ(スカイフォルム)、フェローチェ×2、メガデンリュウテッカグヤボスゴドラ

☆構成プレート

ダブルチャンス×2、デンリュウナイト×2、メタルスフィア、マイティースフィア

☆良いところ

筆者がもっとも気に入っている構築。ダブルチャンスとスフィア2種類の同時採用を実現でき、安定性が非常に高い。メタルスフィアの効能はボスゴドラとも共有できる。

☆悪いところ

ロングスローを切っているため、テッカグヤの展開が1手遅くなる。特にロケットシグナルの勝ち筋をほぼあきらめている他、圧迫耐性を若干犠牲にしている。ダブルチャンステッカグヤの機嫌次第。Sデオキシスにかわすを出されたらその時点で負け。

色違いのレックウザがつらい。

こんなところでしょうか。

だいたいの構築においてフェローチェ1匹、テッカグヤ1匹までは確定で、残り4匹の内訳はデンリュウフェローチェウツロイド等USからの復帰手段の中から2匹、残り2匹が自由枠、といった感じだと思っております。

 

ミラーに強くするならテラキオンや色違いのレックウザ、圧迫に強くしたいならテラキオンルナアーラ、機動力を上げたいならカプ・コケコなど、といった具合でお好みでカスタムすることになると思います。

 

またプレートに関しては、ダブルチャンス1枚、(シェイミ不採用の場合)ロングスロー1枚まではほぼ必須、あとはデンリュウナイトorげんきのかたまりを2枚、メタルスフィア、マイティースフィアから選択という形がよさそうです。

 ポケモン入れ替えや回収などを使っている方もいますが。

また、個人的にはメタルスフィアはかなり重要な1枚だと思っています。

140火力(具体的には単体の色違いのレックウザルナアーラ、Aデオキシス)に対するテッカグヤの力関係がこの1枚で逆転することになります。テッカグヤが最低でも8チェイン(141-141)になるまではかなり重宝するはずです。

どうやら7月の更新でメガレックウザが青技に強い特性を持って出てくるということでヒヤヒヤしているのですが、皆様楽しいUBライフを。