【雑記】水デッキの現状と課題。
こんばんは、抹茶バニラです。
8月頭のトレボでミロカロスやアクアスフィア等が追加され、水タイプが強化されました。今回は新フィギュアを含む水タイプの有力なポケモンたちの単体考察記事です。
ルーレットの内容に関しては書ききれないというかめんどくさいので、各自知っている前提とします。詳細を知らなくて、気になる方はマテリアル交換所を覗いてみてください。
貴重なMP3、金ワザ要員です。みずしゅりけんが強化され、40×スピン回数となったことも高評価です。
・マナフィ
自分の水タイプのポケモンの攻撃力をなんと1体につき+30するトンデモバフを持つポケモンです。
ただし、MPが1しかなく自身の攻撃力は低いため、自陣に相手の攻めが届いてしまうと、マナフィ自体がお荷物になってしまう可能性を持っている点に注意しましょう。
相手にエントリーを踏まれていてもエントリーから1歩先にポケモンをベンチから移動することを可能にする、言わずと知れた強ポケモンです。
ポニのいのりで相手の厄介なポケモンを1:1交換で引っこ抜くだけでなく、だくりゅうでゴールを直接狙いに行くことも可能です。1体は入れたいポケモンです。
・パルキア
こちらも最近強化が入ったポケモン。パルキア以外のポケモンをすべてフィールドに出し切らないと場にMP移動で出られない(ロングスロー等を使えば可能)というデメリット特性を持っているかわりに、気絶してもP.C.送りにならずベンチにバックするという特性を持っています。カプ・レヒレと合わせてしつこく粘ることが可能で、いやらしさMAXのポケモンになりました。
・スイクン
ハイドロポンプのダメージが100になったことで、対ゾロアーク性能を得ました(マナフィはいない前提です)。ハイドロポンプに1でもチェインしておくことで、対ゾロアークがかなり楽になります。ぜったいれいど、れいとうビームも非常に強力なワザで、特性もベンチからフィールドに出た瞬間に自分のポケモンの状態異常とのろいをすべて回復するという強力なものを持っています。
・ケルディオ(いつものすがた)
MP3と任意効果であるウォータージャンプが強力。(強制と書いていましたが間違いです。すみませんでした。)気絶する瞬間に『かくごのすがた』にフォルムチェンジすることで、1回のみ気絶をキャンセルすることができます。(いつものすがたに戻る手段は相手のディアルガに手伝ってもらうほかないので、無いに等しいです。デュエル中1回のみどこかで使える気絶無効だと思っておきましょう。)この気絶キャンセル+ハイドロキックのベンチバックが強力で、圧迫デッキに組み込んでいる人も多くなりました。
・ケルディオ(かくごのすがた)
貴重な金技要員。いつものすがた同様、ウォータージャンプは強力。
ゲンシカイオーガの状態でいきなりデッキセットが可能です。
160という高火力、(マナフィのお膳立てを受けることでメガレックウザにもワンチャンスが生まれます。)こんげんのはどう、カイオーガをフォルムにセットしておくことで1発気絶無効、(あいいろのたまで再びゲンシカイキが可能です。)そのすべてが強力で、単体性能はメチャクチャに高いです。
こんげんのはどうは、フィールドの相手をすべてスピンし、ミスなら気絶、青ならベンチバックという非常に強力な効果を持っています。
特に相手から殴られたときにこれが発動し、気絶やベンチバックを食らってしまうと、自分は次にエントリーを取りに行ったりそのままゴールしたりできる可能性があるため、相手からしてみれば殴りたくないポケモンです。それでいて、さらに気絶1発無効という耐久力を持っていて、非常に高いポテンシャルを持っているといえます。
エントリーを封鎖してからのベンチバックは実質気絶のようなものですからね。その強さに関してはギャラドスなどが証明済みでしょうか。
カイオーガもたかなみが強力で、あなどれません。
ヒンバスが1発気絶無効→ミロカロスに進化することができます。
あおいはどうはなんと青技にして出ると無条件で2歩以内のポケモンを敵味方問わず(ミロカロス自身を含め)混乱状態にすることができます。また、状態異常であればバトル相手のダメージ-50という鬼のような性能も持っています。場に出た瞬間やけども回復してくれます。
ヒンバスの一発気絶無効は魅力的ではありますが、ゲノセクトのカモであり、またワカシャモ等進化をセットしているポケモンに簡単に進化を許す点に気を付ける必要があり、賛否の分かれるところです。
バトル相手を問答無用で混乱状態にします。ただでさえそれが厄介なポケモンであるのに、マナフィの恩恵を受けるとより強力になります。進化前のニョロゾも、苦手なテラオンメタ等として輝くことでしょう。
MP1ですが、技が強力。金ワザも使えます。
申し訳程度のダメージ強化をもらったポケモンです。が、ウイングスフィアによるすり抜けがそれ以上に貴重で、アクアスフィアの効果と合わせて非常に高い制圧力を誇ります。グイグイ敵陣に入り込んでエントリーをおさえた後のストームはとにかく強力の一言に尽きます。ただし、ストームはギャラドスに隣接するポケモンが対象になるためアクアスフィアとはアンチシナジーとなる点、ミロカロスと異なり、ウイングスフィアとスピードきょうかの恩恵を受けるためにコイキングからの進化が必須となる点に注意が必要であり、クセの強さは否めませんが、それでも使用感はよかった印象です。
…と、かなり優秀なポケモンが多いです。
しかし、
・青技が多いためテラキオン、メガレックウザが重い。とにかくメガレックウザが苦手。
・序盤の出足が遅く、盤面が整うまでに若干時間がかかる
という弱点を抱えています。
カプ・レヒレが倒されきってしまった後にエントリーを取られてしまうと負けに直結するため、気を付ける必要があります。相手ターンでのカプ・コケコに対するカプ・レヒレはかなり脆弱です。
逆にいうと目立った弱点はこのくらいしかないので、レックウザを克服した水タイプが私には最強に見えます(笑
無理に水で統一する必要はなく、守りも堅いので、ゾロアークやルカリオといったポケモンを採用してみる価値はあると思われます。
これから水デッキを組みたいという方はぜひ参考になさってください。
まぁ、明後日メガサマーアップデートでメガプレートが廃止されるようで、環境が大きく変化することが予想されますので、クソ記事に成り下がる気がしてしょうがないのですけど…w
以下に私の構築例をいくつか。
<構築例1>
☆カプ・レヒレ×2、ニョロボン、ヒンバス→ミロカロス、ゲンシカイオーガ(カイオーガセット)、ゲッコウガ
☆げんきのかたまり×2、アクアスフィア、ダブルチャンス、ポケモン回収、ポケモン入れ替え
<構築例2>
☆カプ・レヒレ、マナフィ、パルキア、ニョロゾ→ニョロボン、ゲンシカイオーガ(カイオーガセット)、ゲッコウガ
☆げんきのかたまり×2、アクアスフィア、ダブルチャンス、ポケモン回収、ポケモン入れ替え
<構築例3>
☆カプ・レヒレ×2、ミロカロス、コイキング→ギャラドス、ゲンシカイオーガ(カイオーガセット)、ゲッコウガ
☆げんきのかたまり×2、アクアスフィア、ウイングスフィア、ダブルチャンス、ポケモン回収
プレートはげんきのかたまり×2、アクアスフィアまで確定であとは自由といった印象です。本当に幅が広い。
ですので自分の肌に合ったデッキをいろいろ模索してみてください。
また、この図面にて、b2、f2に自分の水ポケモンを置き、アクアスフィアを使い、d2にウイングスフィア下ギャラドスかカプ・レヒレを置くとd2のすり抜け持ちがMPが3となるためかなり制圧力が高く、好きな布陣です。参考になさってみてください。
もう一度言いますが、無理に水×6にする必要もありませんよ!レックウザメタでルカリオやゾロアークは入ってきても良いと思います。
というわけでクソ記事でした。明後日どうせ意味をなさなくなるんだろうな。