抹茶バニラのポケコマ研究室

ポケモンコマスターに関する情報を発信していきます。

【考察】メガシンカアップデートとメガシンカポケモン達。(8/25現在)

こんばんは、抹茶バニラです。

今回はメガシンカアップデートとメガシンカポケモンに関して触れていこうと思います。

8/16のメガシンカ強化アップデートにて、メガシンカプレートがノーコストになり、デッキにメガシンカポケモンをセットすることで自動的にメガシンカプレートがデッキに追加でセットされる仕様に変更となりました。

1匹のメガシンカポケモンに対してゲンガナイト2積圧迫やデンリュウナイト2積などといった構築はできなくなりましたが(同じ種類でも2匹3匹と積めばメガプレートは自動的に同じ数セットされます)、その代わりにメガシンカが手軽に採用できるようになり(セットするだけ得ですね!)、環境に大きな影響を及ぼしたといえます。

(持っている人と持っていない人の格差がより広がる結果になったため、ライトユーザー殺しの改正であるという懸念もありますが…。)

さて、そんな今回のアップデートで実用的になったメガシンカ達を調査してみました。

現時点でのすべてのメガシンカポケモンに関して、評価順に記していきます。(私個人の主観なので、皆様の認識とはズレがあるかもしれませんが、ご了承ください。)

ただし、メガレックウザの『流星の教え』は、メガシンカプレートではなくレックウザに技を教えるプレートだそうなので、きちんと2コストかかるんだそうです(笑

以下、長いので目当てのメガシンカポケモンの記述はブラウザの文字列検索(Ctrl+F)で探してみてください。

 

Aランク

汎用性(単体性能)が高く、環境でよく見るポケモン。よく知って警戒しておくべき。

 

・メガフシギバナ

どく状態およびどくどく状態のポケモンを乗り越えて移動することが可能で、このポケモンに乗り越えられたポケモンは7ターンの間デュエルから除外され、7ターン後にベンチに戻るという性能を持っています。

問題は『メレメレのいのり』でひしょう持ち以外に対する飛び越えを付与した場合にもこの除外効果が発動してしまう仕様になっており、メレメレメガフシギバナというMP移動だけでガンガン敵を一時除外しまくるクソコンボが話題になっています。メレメレレジギガスって何だったんだろう。

ルーレットもミスがなく倒しづらいことがさらに厄介になっています。ゴール付近を3体でだんご状に守りながら、うまく凌ぎましょう。

また、ご使用になられる際は、メガフシギバナが乗り越えたポケモンは敵味方問わず除外する点に注意してください。

進化元のフシギバナに関して、MPは1ですが、ハズレ技であったつるのムチがまもるに変更され、ソーラービームが150ダメージとなり、より守りに秀でたポケモンになりました。プレートコストを圧迫せずにメガフシギバナメガゲンガーを採用できるため、ガマゲロゲと合わせたどくデッキもワンチャンスがあるかもしれません。ケミカルかふんも厄介この上ない特性ですね。

 

メガリザードンY

こちらは、MP3で飛び越え持ち(メガリザードンYを含む形で相手のポケモンを包囲するとその相手のポケモンを自分のP.C.に誘拐するオマケ付き)、フラッシュオーバー★4でやけどをばらまくことができる性能が売りです。具体的には圧迫デッキによく組み込まれるようになりました。よく見る圧迫デッキでは、ロトムのように使って自殺包囲も厭わないパターンさえあります。こちらはメガリザードンXと違って飛び越えを持っているので、圧迫デッキにおいてはこちらが好まれています。ただし、やけどにそこそこ強く青ワザで耐え凌げるミロカロス等が対策になりそうです。

また、進化元のリザードンに関しては、デフォルトでMP2、ほのおのうずが50→60×出た回数、ドラゴンテール80→100という強化を得ました。ドラゴンテールに1~9チェインすることでゾロアークのクロスカウンターに対して強く出られる可能性が残る点、また、圧迫デッキにおいてロトム、Sデオキシスゾロアークなどがエントリーをおさえたあとにドラゴンテールの効果が発動すると鬼のように厳しいことなどが評価点として挙げられます。また、どんな相手にもほのおのうずの青天井ダメージがワンチャンスを作れるため、相手から殴りづらいということも高評価です。メガシンカ前のリザードンもそれなりに実用性があり、一気に化けたように思います。

ただし、白と4-4のミスのみという大味なルーレットであるため、特殊状態(特に混乱)に弱いこと、紫や青ワザに弱いことなどが苦手ポイントでしょうか。ミロカロスあたりが具体的な対策になりそうです。

リザードから進化したリザードンはより凶悪です。ダメージ量はさることながら、ウイングスフィアも効果が乗るようになります。実現可能性は低いですが、やってみたいとは思います(笑)

 

メガゲンガー

言わずと知れた序盤の鬼。MP3、すり抜け持ち、ミスなし、アビスグリップもどくどくも強力。バケモノの一言です。アビスグリップの140火力が以前と比べて控えめに思えるようになってきた(異常である…)ものの、ダメージ負けしてもバトル相手を道連れにできる鬼のような性能を持っており、圧迫デッキでは特に好んで使われます。隣接するポケモンが移動できなくなる特性も考慮しなければならず、いやらしさはこの上ないでしょう。

進化前のゲンガーに関しても、現環境では貴重になりつつある100~109帯のダメージを器用に出すことができ、ゾロアークに対してクロスカウンターを怖がらずに戦える点が評価されています。

 

メガチルタリス

 コイツにノーコストメガシンカを持たせてはいけなかった。自身が気絶すると除外された自分のポケモンがなんとベンチに戻ってきます。除外とは

そのためカプ・レヒレのポニのいのりと合わせたコンボが非常に強力となっています。プレートコストが浮いたことでげんきのかたまり、流星の教えなどにプレートコストを割くことができるようになり、メガチルタリス×3+メガレックウザ+カプ・レヒレといった凶悪なデッキを生み出すことになってしまいました。

しかも自身はおわりのうたという相手のポケモンを巻き添えにしながらの退場手段を持っているため、メガシンカ残り5ターンまでに出されてしまうと除外されたポケモンが戻ってくるのが確定してしまいます。

メガシンカ前のチルタリスもほろびのうたを持っているため、それと合わせて強烈な除外が飛んできます。厄介この上なし。

具体的な対策はメガレックウザメガルカリオ等になるのでしょうか。しっかり処理してエントリーを踏むことを心がけたいです。

 

メガレックウザ

流星の教えが2コストながら再利用が可能で、とにかくゴール横でしんそくを出され続けると打つ手がないレベルで強力なポケモン。序盤の足が遅いこと、そらをとぶがスキになっていますが、それでも強力です。ゴールにルカリオ、その2歩後ろに何かポケモンを配置し、そらをとぶを待つという方法も一応ありますが、ガリョウテンセイはどうだん以外がかみ合ってしまうリスクもあります。メガレックウザが相手P.C.にいる間に何とかしたいですね。

 

メガルカリオ

MP3、金ワザによる気絶無効(状態異常でないときのみ)、★2はどうだんが超強力。実質火力140の金ワザとはどうだんによる突破性能は目を見張るものがあり、ゴール付近まで迫られるとかなり怖いポケモンです。特に金ワザを怖がらなくても良い点に安心感があり、最近、かなり採用率が上がっています。ミスがなく混乱耐性もあるため、安定性も高い1匹で、私も愛用しています。

 

Bランク

特定のデッキにしか入らないか、使用率はAランクに劣るものの、十分なポテンシャルを秘めているポケモンたち

メガリザードンX

こちらは、気絶させたバトル相手を7ターンデュエルから除外する特性と、バトル相手とそれに隣接する相手のポケモンをP.C.送りにする強力な白ワザ(メガリザードンX自身が気絶したかどうかは問わず)が売りのポケモンです。

こちらはすり抜けを持っていないため、紫ワザや青ワザでメガシンカのターンを耐え凌ぐことが具体的な対策になりそうでしょうか。ゴールにルカリオなどを置くことで比較的安全に対処されてしまいます。進化元のリザードンに関しては、Aランク『メガリザードンY』の項目を参照してください。

 

 メガカメックス

 メガカメックス自身の白ワザのダメージは、+20、進化の+10に加えて、場の水ポケモンの数だけ+10されるという凶悪性を持っています(すなわち相手のバフ無効特性などの例外を除いて最低180ダメージが保証されていることになります)。また、タートルミサイルは相手のポケモンがフィールドのどこにいても狙撃して倒せる可能性のある鬼のような青ワザ。青ワザにそんな効果持たせちゃダメでしょ。

ゾロアークを狙撃して(ふいうち縮小のレベル10であれば)およそ72%の確率(しかも2回試行できる)倒すことができる、水デッキにおけるゾロアーク対策の筆頭といえるかもしれません。

ただし、相変わらず状態異常に弱い点、メガレックウザに弱い点には気を付けましょう(場に水ポケモンを展開しまくればハイドロポンプさえ出れば勝てないこともありませんが…)。

水デッキは総じてメガレックウザに弱いという弱点があり、メガカメックスを採用する枠があるかどうかです。

進化元のカメックスに関しては、ハイドロポンプのダメージが140に強化されました。マナフィの特性を乗せれば170となり、白技ながらメガレックウザ(チルタリスなし)に匹敵する火力を得ることができます。

ただし、出目二つにミスをはさんでいる大味なルーレットであるため、リザードンと同じく特殊状態(特に混乱)に弱く、また金技に対しても約半分の確率でブチ抜かれる点に注意しましょう。

 

メガギャラドス

ミスなし、コイキングからの進化で実質180ダメージのはかいこうせん、ストームとどれをとっても強力です。水タイプの考察記事にて記述しましたが、水デッキにおいてウイングスフィアを合わせて貴重なすり抜け要員となっていたギャラドスが、さらに強化されたようなイメージでしょうか(ただしメガシンカ中はウイングスフィアの恩恵を受けられないことに注意が必要です)。するするっとすり抜けて相手陣に潜り込み、エントリーやゴール付近でメガシンカ、超火力やストームを安定して叩き込む様はメガレックウザをも思わせる迫力があります。相手からのあがきの筋としてはかいこうせんのデメリットを利用されストームと金技がかみ合うのを待たれたりメガシンカ解除を待たれたりすることは気になりますが、それでもポテンシャルは高いといえるでしょう。

 

メガミュウツーX

気絶無効(ベンチバック)、バトルでメガシンカターン延長、サイキックブロー持ちという破壊兵器。メガシンカミュウツーの『しょうめつ』で敵陣深くに潜り込んでいきメガシンカ、サイキックブローでゴールキーパー移動がかなり強力です。メガミュウツーYに比べサイコブレイクのダメージが実質150あり、そこそこ信頼できる数字(それでも『そこそこ』)です。

進化前のミュウツーは100+50の白技とサイキックブローを持ち、こちらもナメていると痛い目を見るという印象です。サイキックブローがあるので、相手するときはゴール付近まで到達されないように気を付けたいところです。今まで対ゾロアークでクロスカウンターにどう転んでもやられていたサイコカッターに勝ちの目が一応生まれました。

 

メガミュウツーY

こちらは3まで伸びたMPと81-99までの火力でしか倒せない金ワザが面白いポケモンです。

ワカシャモルナアーラキラーとしての性能が売りでしたが、すり抜けのない140火力は現環境では割と簡単に処理できるような環境となってしまっており、全盛期ほどの脅威ではないように感じます。水デッキに対してはしょうめつで敵陣に入り込んでマナフィカプ・レヒレガリガリ殴っていくことができるなど、その特徴は活かせないこともなく、Cランク寄りのBといった評価。

 

・メガデンリュウ

メガシンカプレートのノーコスト化によって実質げんきのかたまりをノーコストで2回使えるに等しいような性能が特徴です。が、従来のように1匹のメガデンリュウに対してデンリュウナイトを2投することができなくなっていることが逆風で、バトルにおける性能はデンリュウ、メガデンリュウともに高くはなく、ゴールを守っても比較的あっさりと突破されてしまうのが難点です。特性は強力ですが、以上の要因により評価はBに落ち着いています。

 

メガジュカイン

メガシンカした瞬間にくさ、むし、ひこうポケモンがP.C.からベンチに復帰します。

メガシンカ前後ともにミスがないところが評価点です(でんこうせっかと相手の白ワザがかみ合ってしまうと簡単に突破されますが…)。はいごをとるもなかなか強いです。

草デッキに入るのはもちろん、メガレックウザ軸に入れても嫌らしい働きをしてくれそうです。

 

メガバシャーモ

ワカシャモから進化したバシャーモでも火力が足りない、突破されやすい環境となりつつあり、依然としてせんぷうきゃくは強力ながら使用率は減少傾向にあり、採用するにしてもバシャーモからの採用という風潮に変わりつつあります。

メガバシャーモも3種類の出目しか持たないルーレットで、ジェットキックの火力が足りないため不安要素を抱えていますが、相手のゴール+その横のポケモンという2枚の堅い守りを1手で突き崩せるウォールクラッシャー、そのままゴールが狙えたり、ゴール横のポケモンを気絶させながらエントリーを踏むことを狙ったりできることもあるジェットキック、すり抜けるだけで簡単火傷付与は魅力的で、不安定ながらも高いポテンシャルを持っていると評価しています。

 

メガラグラージ

複数のメガラグラージカプ・レヒレを併せて使いたいところです。最大MP3を得ることができ、すり抜けに加えてトラクターという技を持っているため、攪乱性能は随一。ですが、れいとうパンチの火力強化をもらったとはいえ、安定して高ダメージがたたき出せるわけではないこと、テラキオンメガレックウザなどの青技無効持ちが苦手であることには気を付けましょう。ラグラージを場に複数出さないとMP3を得ることができず準備に時間がかかるため、草やドラゴンに相対した時相手にもバフ要員を準備することを許しがちになる点で、注意が必要です(というかドラゴンに関しては投了レベルで不利)。が、他のデッキに対しては十分なポテンシャルを秘めているといえそうです。

 

メガヤミラミ

なんとバトルでのダメージによる気絶が無効(クロスカウンターなどの効果は通ります)になります。さらにすり抜けを得て、より攻撃性能を増しました。特殊状態も通しません。ただし火力自体は金120、白140と受けきれない数値ではないので、ミロカロス等を用いてターンをしのぎ切ることが得策でしょうか。シェイミメガシンカのターンを切れなくしてゴール横まで迫られたときの迫力は半端じゃないですね。ただし、高火力金ワザの増えた現環境でメガシンカ前のヤミラミがそこまで活躍できなくなってしまったことが、使用率がそこまで高くない要因として考えられます。それでも使ってみる価値はありそうなポケモンです。プレートかじりは『未使用の』ではなく『使用中の』プレートを1枚破壊できるため、具体的には相手のメガシンカプレート(メガシンカ中)、スフィアが対象に入ります。

 

メガボスゴドラ

圧迫対策として用いられているボスゴドラに、ノーコストでメガシンカが使える時代が来ました。近づいてきた相手のいわ・フェアリーポケモンをターン終了後問答無用でP.C.送りにする性能が強力です。…と、ここまで書くと強そうに見えるのですが、登場して4か月弱しか経過していないにもかかわらず、早くも火力不足になりつつある印象を受けます。環境にいわ・フェアリータイプがカプ・コケコとカプ・レヒレくらいしか現在はおらず、特性がさほど生きてこないこと、ミロカロスルカリオ等強力な青技、紫技を持つゴールキーパーを倒すことができないことが現環境での逆風です。

メガシンカ前のボスゴドラも、140ダメージを軽く上回るポケモンがどんどんと登場し、圧迫以外の相手に対して腐りやすくなってきており、肩身が狭くなっています(圧迫もメガリザードンYを得て以前ほどボスゴドラが怖くなくなってきてもいます)。それでも、ぶんまわすと実質火力160は、すり抜けとともに相手のゴールを脅かすだけの性能はありそうなのでこの評価です。圧迫対策にボスゴドラを採用するならセットし得ですし。使うのであればぶんまわす拡張も一考の余地があります。

 

メガオニゴーリ

ミスなし、ぜったいれいどこおりのつぶて、ふぶきとどれをとっても強力なルーレット。バトルに負けてもメガオニゴーリのいた場所を明け渡すことなくオニゴーリに戻ることができるので、ノーコストで氷デッキにおいてはかなり採用価値が上がったのではないでしょうか。自分から見て右上のエントリーを押さえた状態で相手のゴール左にメガオニゴーリが進軍できれば、かなりの脅威になります。ゴールキーパーに使われているスフィアプレートを破壊できることも高評価です。具体的な対策はミロカロス等の青技でしっかりとガードしつつメガシンカターンの経過を待つことでしょうか。ミスなしで混乱耐性があることも素晴らしいですが、マヒややけどには弱いので、付け入るスキになりえます。

 

メガエルレイド

最近、メガシンカ前のエルレイドとともに強化され、注目を浴びつつあるポケモンです。2歩先から一方的に攻撃できる(ルーレットで負けても2歩先から攻撃した場合相手のワザの射程が1なので負け扱いにならない)点がとにかく強力です。テレポートは1手パスになってしまいますが、敵陣深くに潜り込むことができますし、メガレックウザのように相手を乗り越えた場所という制約がないので、確定で包囲されてしまう場所に飛び込まなければいけないリスクも薄く、それよりかはストレスがない印象です。攻撃技が白ワザしかないため、紫ワザや青ワザでターンをしっかり凌いでいきたいところです。

 

Cランク

不安要素やメガシンカ前などが災いし、あと一歩なポケモンたち

メガスピアー

ミスなし、ダメージ青天井技持ち。ショックポイズンも2回当てられれば相手を除外する性能を持っています。ただ、ミサイルばりの火力が不安定です。使うならシェイミ(ランドフォルム)とウイングスフィアを合わせて、その機動力を生かして特攻したいところでしょうか。

進化元のスピアーに関してですが、ミス面積が減ったものの、焼け石に水か、それでもミスは広いです…。メガシンカを採用するには、進化元もある程度戦えないといけません。メガシンガ前後ともに不安定な要素が大きく、一線級で戦うには厳しいように思います。

 

・メガハッサム

B寄りのC。環境全体のダメージが上がっており、クラックマーカーをつけやすい環境にはなりましたが、ルーレットが不安定で、うまくルーレットがかみ合わないことも多く想定され、火力で押し切られるためこの評価です。炎デッキには勝てませんが、うまくルーレットがかみ合えば強そうではあります。メガシンカ&解除によってもクラックマーカーを外されることが逆風でもあります。

 

メガヘルガー

炎デッキにヘルガーを採用するのであればセットし得ではありますが、最近の環境はミロカロスもいますし、メガレックウザをはじめメガシンカをなんでもなおし感覚で使われるため炎デッキ自体が活躍しづらくなってしまっているためこの評価です。

メガシンカしてもデルビルとヘルガーを合わせたような性能で、ルーレットの内容もヘルガーをそのまま強くしたような恰好になっており、安定性に欠けています。

 

メガバンギラス

現環境でおそらくもっとも使用率が低いであろうメガシンカです。白ワザしか持たないうえにかみつくが完全にハズレ技で足を引っ張りますし、『やまくずし』は自分のポケモンを巻き込む可能性があります。UBメタっぽく登場したけど登場した瞬間から誰も使っていなかった…泣けます。メガシンカ前のバンギラスも攻撃力が控えめで白ワザしか持たないため、さらなる強化が待たれます(?)。

 

メガボーマンダ

強い出目がそらをとぶしかありません…(笑

チルタリスと合わせて採用すればそれなりに火力が出ますが、いかんせんメガシンカ前のルーレットが残念すぎて(チルタリスを3匹出しても130打点)、採用ははばかられるといったイメージでしょうか。ただ、ドラゴンジムカップのようにドラゴンタイプのMPが伸びる特殊なジム環境では、使われて肝が冷えたことは記憶しています。

 

総評

いかがだったでしょうか。今回のアップデートで様々なメガシンカポケモンが活躍できる群雄割拠の環境になった反面、メガシンカフィギュアを持っている人と持っていない人の格差がますます広がりましたし、AランクのメガシンカポケモンであるメガリザードンYメガゲンガーメガルカリオ、メガフシギバナにカプ・コケコ、ランドシェイミを詰め込んだだけのデッキも環境に増えており、個人的には大味でつまらなくなったなぁという印象を受けます。(戦略って何だったんでしょうね。強いのがプレイヤーじゃなくてコマ、という案件が増えてしまっています。)

2種類目以降のメガシンカプレートはコストがかかるとか、そういう改善がほしいところですが…今後もメゲずに頑張ってプレイしていきましょう。